仕事柄、数多くの広告を目にします。
普通のチラシ、凝った雑誌、加工がやっかいな書籍、色々な物を作ります、中には「おっ!」と興味惹かれる物に時々出会えるのが楽しい仕事です。
デザイナーのセンス、不快な嫌味にならない程度の微妙なバランス、目に止まる色使い、すべてのバランスが良い物程見た人の記憶にも残るのですがそんな広告をちょっとネットで見つけたので紹介。
東京メトロマナーポスター
http://www.tokyometro.jp/anshin/kaiteki/poster/index.html
いつも被害者なおっさんがいい味出してますよね。
DTPソフト
昔DTP三種の神器言われていたのがフォトショ・イラレ・クォークエキスプレスですが最近はもうクォークではなくインデザインですかね、全てアドビのソフトになってきたと思います。
そしてまぁとにかく各ソフト共にバージョンがどんどん上がって行くこと…通常使用の範囲になら何も影響うけない機能の拡張だらけでバージョンが次々と上がって行きます。
紙媒体の印刷物であれば過去のフォトショ6、イラレ8、クォーク3.3でバージョンは十分だったりします、必ずしも最新の物は要りません、しかし過去のソフトは手に入りずらく結果最新のソフトが蔓延して新しいバージョンのトラブルにRIPが遭遇し解決策を探す、そんなトラブルの毎日。
バージョンが上がり便利な機能が増えたのは良いのですが、過去の少ない機能で各ソフトをこねくり回して悩みつつなんとか作っていた時代が一番楽しかったような気がします。
白ノセと
オーバープリントプレビュー
最近多いのが、のせ処理を白の文字に掛けてしまい画面上には文字があるものの印刷すると文字が消えてしまうトラブル。
製作者が添付するカンプ(見本となる刷り物)はこの処理を反映できない通常のプリンター出力が多くカンプにはあるのに本番出力時に
RIPを通すと消えてしまうのです。
トラブルというかこれ実際は指定どうりであり問題は無いのですが、作ってる人が意図せず気づかずのせ処理してしまっている場合が多く印刷物になってから気が付くなんて事もあります。
画面上にはある物がこの処理によって消えてしまうのがトラブルの原因となるのです。
イラレの9以上であればオーバープリントプレビューが備わっていてこのモードにすれば実際の刷り上りと同様の表示になるので見た目で確認できます、ノセ部分を選択してくれるプラグインもありますので活用して確認してもらえれば問題が起きにくくなります。
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