連日ニュースを騒がせているガソリンの暫定値上げ期限切れ。
過去何十年も前の話、道路整備を急ぐ為に道路を使っているドライバーからさらにお金をもらって道路整備を急いで道路ネットワークを築き上げよう、という趣旨の元で始まったガソリンの値上げ、ガソリンには元々道路整備の為に税金がかけられているにも関わらず「暫定」と謳いながら２倍になった税率が以後何十年にも渡って見直されずにずーっと続いてしまった制度。
その期限が本日をもっていよいよ切れるという事で数ヶ月前から政治の協議が続いてきたものの現在は物別れが続きそのまま期限となる本日を迎えた為に自動的に失効、明日から値下げとなる訳ですね。
今までその道路の為と謳いながら集めたお金は最近になってようやく公になってビックリだったのがマッサージ機やミュージカルやタクシー代金さらには職員の旅行、その他関係あるとは言いづらい物に使われていた。
「法律上問題ない」とつっぱねていた使う側の人たちは世論の反発を見て「法律には問題ないけど誤解を与えるなら止める」と態度を変えてきた。
道路を作りたい側の人たちは今回この暫定値上げ処置をずっと続けてどんどん道路を作りたい訳で今回の事を「
政治が混乱だ！混乱させようとしている！」と仰る訳なのですがそれならなぜ期限切れるとわかっている物をもっと早くから議論しなかったのだろうかと疑問を感じます。
今回期限が切れるからこそこの税収方法について議論が高まりマッサージ機や職員の旅行など無駄遣いが見つけられたのはないでしょうか、逆を言えば期限がなければこのような無駄遣いすら世の中に出てこなくてジャブジャブと無駄に使われ続けてしまったのではないでしょうか。
この辺りは税金を求めてお願いをする政権政党がしっかり監視しなければいけませんがそれが無理な事は社会保険庁の事だけを見ても不可能という事が伺えます。
私は都民ではないのですが、新銀行東京の不良債権問題で400億の追加出資を決める為に行われた連日の質疑で追求するのは野党ばかりで与党はもう決まったつもりでスルーしている事にとても疑問を感じました。
これが現在の政治の現状です。
与党に税金の使われ方を監視させようとしてもそれは無理だという事、選挙ではっきりと意思を示しましょう。
私たちは政治家ではないので政治の事を考えてもメシにはありつけません、でも監視を怠ればそれは私たちに増税としてしっかりと帰ってくるのです。
道路はまだまだ必要だと思います、でもサイフの中身を確認して自分の身にあった物を厳選して作りましょう。
道路整備は税金を使い仕事を作る、という役割もあるとは思いますがこれから人口が減り続けて行く国にとってどこまで道路が必要か考えなければいけない時期だと思います。
…と毎月給料日前に奥さんからお金を借りてる計画性の無い自分が言ってみた、えっへん。
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