有言実行、以前計画として上げておいた
東京湾一周200Kmサイクリングをソロで実行してきました。
本当は
Say.さん中心に
物欲党メンバーの東京湾サイクリング日に合わせてご一緒してみたかったのですがその時は旅行に行っちゃってたので参加できず、悔しいので早急にチャレンジ！
今回は長いので前編と後編に分けて書いてみます。
前編はスタートから久里浜フェリーまで。
まず、このサイクリングに合わせて注文していた輪行袋「
コクーン」が届きました、思ったよりはしっかりした袋で重さもサイズもなかなか、自転車のボトルゲージに入れられるのでは？と勝手に想像してたもののとても入らない。
【輪行】 りんこう
自転車を、電車、バス、飛行機、船舶などの公共交通機関にのせて運ぶこと。
バスや飛行機や電車はそのまま持ち込めないので袋に入れて持ち込む、これを輪行袋と言う。
淫行と間違えてはいけない、いろんな意味で。
今回は距離が200キロ以上に及ぶ自分にとっては未知の領域な距離なので安全を考えて途中棄権の準備もしておかなければならない、その為のアイテムがこの輪行袋なのである。
【決行当日】
AM3:00起床
いつもどうりパスタを茹でてたらこスパゲティを食べつつ準備。
今回は荷物も多いのでリュックを背負って行く事にした、本当は何も背負わない方がいいんだろうけどおにぎり、輪行袋、ポカリの粉、タオル、途中棄権時の電車帰宅用私服（重くない物）etc…もって行く物が沢山あったのです。
しかしこのリュックを背負ってみると…あたりまえだけど重すぎる！
…これで長距離走ったら確実に腰を痛めるような気がする、いや絶対痛める。
ちょいと考えてみる、今日は体調も良いし天気も問題ない、途中棄権の可能性は限りなく低いと思うので輪行袋と着替えは置いていこう。
リュックから上記二点を取り出すとようやく背負っても問題のない重さに、よし、これなら行ける。
だがしかし、後にこれが最大の過ちとなるのであった。
AM4:20 出発
ちょっと寒いけど走りだせばすぐに熱くなる。
都内もまだガラガラ、走るのがキモチイイ…んだけども信号が多くてよくひっかかる、はやく信号の少ない道へ出たい。
こんな時間だけど酔っ払いがフラフラ車道に居たりするので気は抜けません。
東京タワーも真っ暗、この時間の車道はトラックとタクシーばかり。
都内を貫けると日が昇り明るく、でも天気はイマイチ、雨が降らなければいいさ。
夕焼けのような朝焼け、朝焼けニャンヤン…って古いな。
首都高の下をとりあえず川崎を目指して走る、ちょっと道に迷ったりも。
コンパスがあるといいかも、時々自分がどの方角に向かって走っているのかわからなくなる時がある。
iPhone欲しいけどAUの２年縛りはあと一ヶ月。
横浜付近かな、赤レンガ倉庫とか寄ってみたかったけどなんとなくフェリーには午前１０時前に乗りたかったので先を目指す、とくに時間設定はしてないけど行程の半分は早く越えておきたかったのです。
横浜球場、入場口にもう並んでる人が居た、横浜だからベイスターズか。
元野球部ながら今は野球にすっかり興味が…
横浜中華街入り口。
おいしいもん食べていきたい所だけど給料日前でお金ありません、そもそもまだ開いてないし。
今日もできるだけお金を使わずに行くカツカツなサイクリングなのです。
横浜を過ぎて今度は横須賀を目指します、トンネルがちらほら登場、まだ車も少ないので問題なし。
一応トンネルに入る前にテールライトは付けておく。
道に迷いつつもちょびっと寄っておきたかった八景島シーパラダイスを目指してみる。
赤い部分が自転車動、隣は歩道、自転車にやさしい街作りはいいね。
恋する遊び島 八景島シーパラダイス到着。
ここはまだ結婚前に奥様(最強権力者）と一度来たことがある、花粉のシーズンできつかった思い出が。
付近の公園では釣りを楽しむ人が沢山、何が連れるんだろう？食える物だったらいいな。
もうちょいシーパラ寄りへ渡る。
なかなかシャレた場所ですね。
それじゃ、さらばシーパラダイス。
国道１６号を横須賀へ。
国道１６号って埼玉より北にもあるわけですっごい長い道路だね。
公園の向こうに見えるのは猿島（のはず）
昔フェリーで渡って泳いだことあるけど東京湾の中だけあって水質はヤバかった…
島の中には防空壕跡みたいなのも。
横須賀、海岸沿いのいい道路、ロードのチーム練習な人たちもちらほら走ってます。
海岸沿いの歩道は自転車入れないので徒歩で進入。
このあたりは意外と海が綺麗。
天気もよくなってきて日差しも眩しい、サングラスを装着。
久里浜フェリー乗り場を目指します。
もうちょっと内陸を走った方が近いんだけど内陸に入ると道も多く迷いやすいしやっぱり海岸沿いを走るのがキモチイイ、しかし向かい風がちょいときついかも。
このあたりから緩いアップダウンも多くなってきた。
走れど走れどフェリー乗り場が見えてこない、まだまだ先の模様。
三浦半島に入ってからがけっこう長い気がする。
横須賀はやはり外国人さんが多いですね、ランニング中のアメリカ人にエクシュキューズミーと声をかけられて道を聞かれたっぽいのだが流暢すぎて聞き取れもしなかったorz
港が多くなってきた、もうそろそろか？
…いや、まだ先だった。
この地図を見て海岸沿いの道路はとても遠回りだったことに気が付くがもう後の祭りである。
ハァハァ、心折れそうになりながらも走るしかない。
遠くにフェリーらしき物が見えてきた、乗ったことはないけどウェブで見た久里浜フェリーの形っぽい！
AM9:20 久里浜フェリー乗り場到着。
フェリーの時間はとくに調べてなかったけど１時間に一本は出航するのは知っている。
あそこに停泊してるのに載せてもらえるのかな？と待機列に並ぶとおっちゃんが「急いでチケット買っておいで」と言う。
やった、あれに乗せてもらえるようだ。
待機列に自転車を置いて徒歩でチケット売り場へ急ぎます。
既に先にきてた人たちは船に乗ってるらしく船の内部に車が見えてます、出航が近いのかも、急がねば。
クリートで歩きずらいけど早歩きだ。
自転車+大人で1020円
自転車に乗って走行しつつそのまま船に、はじめての経験なのでちょいとドキドキ。
船に乗ると船員に手招きされ自転車を固定する場所へ自転車を預ける。
デッキに上がると休日もあってなかなかの賑わい、サッカーチームの少年らが多かった。
他に自転車で同じ事やってるっぽい人一名発見。
自転車で乗り込んだのは私とその人だけのようだ。
AM9:35 出航
なんとなく目標としていた10時までの船に乗れた！
無計画だけどこの気軽さはソロのイイトコロ、でもやっぱり大勢でも走ってみたいな。
ここまでの行程全て順調、体もなんも問題なし！不思議と疲れも少ない、これはイケる、イケるはずだ！（フラグ）
さらば東京！こんにちは千葉！
【
後編へ続く 】
PR
