雨パネェ!^^;
なんですかこの天気…今年の富士ヒルクラは6月6日開催、この日は二週間前になる訳で晴天ならばきっと大会に出る方が大勢練習に来ているだろうと思ってましたがこの天気では…
と思いきや隣には練馬ナンバーの自転車キャリヤー付きワゴン車が一台、きっとスバルラインを登っているの方のでしょうね。
うーん、走るのやめようかとも思いましたが日本一の山というご馳走を前にして引き下がる訳にはいきません、なかなか来る機会もないですしね。
スバルライン料金所手前の富士北麓公園まで家族とトランポ、ここで自転車を組み立てて家族とお別れ、友人家族らと待ち合わせて「
ぐりんぱ」という子供向け遊園地がある所に行ったそうです。
娘たちに見送られパパは五合目目指して出発
富士北麓公園を出てスバルラインに向かい料金所手前の坂で心折れそうになる、傾斜きつ過ぎるorz
富士ヒルクラではこの料金所手前の交差点あたりが計測開始地点だったような気がする、後でこの分をタイム加算せねば…
坂を登ってきたらちょっと暑いので料金所脇にロードバイクを止めてウインドブレーカーを脱ぐ、どうせビチョ濡れになるのだから身軽になっておこう。
富士スバルラインをロードバイクで上がるのは初めてだけど過去の大会の動画を見てイメージトレーニングはしておきました、今回自分もタイムを測る訳でして、測るならできるだけいいタイムを狙いたい。
まぁ
足を一度も着かずに登る、ってのが一番の目標です。
では
スタート!
一合目から二合目
本気で帰ろうかな…と思うキツさorz いきなりこんなキツイのか…
緩やかな上りを途中に挟みつつもキツ目の上りが延々と続いてゆく
やばい、こんなのがこの先も続くならぜったいに足を着いてしまう…
やはりスプロケを山用にカスタマイズしたい、くるくる回す事が出来ずガシガシ踏むしかない。
こんな天気ですが観光バスが多く沢山の車が登っていきます。
二合目から三合目
二合目からはキツい傾斜は少なくなりゆるやかな上りがダラダラと続きます
所々にキツい所はあるものの緩やかな傾斜部分で足を回復する事ができるので登っていけます
メーターでとにかくスピードを11キロ以下に落とさないようにできるだけ14~15キロ巡航を心がける、10キロ以下に落とすと速度を回復させるのにすごい体力を使うので
この日最初で最後のロードバイクとのすれ違い。
体温が上がり暑いので腕まくり
三合目から四合目
道路の端をフラフラ走り時々側溝に落ちそうになりギョっとする。
緩やかな坂でもガシガシ踏まないと登っていけない、回せるようなギヤが欲しい。
明らかに気温が下がってきた、これだけ運動しているのに寒く感じる。
キツさは二合目同等で一合目程のヤバさはないもののすごく長かった、長く感じた。
永遠と続くような坂道の途中で心折れて何度か止まりかけるもダンシングで頑張ってみる。
四合目から五合目
五合目まで残り10kmの看板登場
あと10キロもあるのかorz
逆算するとどうやら1時間35分程のペースで登っているらしい、ちょっと気合入る。
外気温は一合目で10℃だったのでここは間違いなく5℃以下、なんか雪でも降りそうな寒さ、腕まくりをやめる。
見晴台のあたりの傾斜がキツくて速度一桁ダンシング、足をつきそうになるがここまで来て足はつきたくないと死にそうに頑張る、ほんと死にそう。
五合目まで残り6kmの看板の次に
五合目まで残り3kmの看板
そこからは500メートル刻みに看板があったような気がする。
トンネル登場、確か三つ続く筈、最初のトンネル付近は平地もありこのあたりでスピードが35~40kmになるらしいが足が売り切れで30kmがやっと。
三つ目のトンネルとゴールまでは傾斜も程々きつく、足もへろへろでスピード一桁付近でやっとこさ登る…
そして
ゴール!
動画で確認しておいたゴール地点あたりの白線形状を確認し、メーターを確認。
タイムは
1時間33分25秒でした。
料金所からの計測だったのでこれに時間を2分追加、それと本番ってすごい混雑してるじゃないですか、今回は雨ですが自分一人で周囲はあまり気にすること無く登れたので自分の思うように登れたっていう利点があると思います、ので時間を足して
1時間40分が富士ヒルクラだったら自分のタイム、って所でしょうか。
正直、二時間近くはかかるかな~と思ってたので満足、足も着かずに登れた。
でも富士ヒルクラでは1時間30分未満で走れれば
●BRONZE賞なのでそれを目標にもっと鍛えねば…
ちなみに私は今年の富士ヒルクラに申し込みしておりません、膝がイマイチなんで一度登ってから考えようと思っていたので、とりあえずこの距離なら平気そうなので来年は参戦します(`・ω・') +
それまでにもっと峠にチャレンジしてホイールとタイヤとチューブを軽い物にしてブロンズ賞を狙えるようにしたいと思います。
さて、富士山五合目はこんな天気ですが外国のツアー客が大勢居らっしゃるようです。
なんかね、異国の言葉ばかりが聞こえてきます、ここは日本なのか?と思える程に。
ツアーだと日程もあるのでこんな天気だけど富士山に来るしかないですもんね。
残念ながら富士山はここからでも見えません。
外国人旅行者さんに今日の天気を日本代表としてお詫び致します、でもまだ日本にはニンジャが居ますから、きっとどこかに居るはず、諦めずに探して下さい(`・ω・') +
こんな天気ですから、自転車は一台のみ、そしてこのカッコ、観光のおばちゃん達から珍しがられてよく話しかけられました。(´・∀・`)
せっかくなんで五合目をゆっくり観光していきたい所なのですが、ウェアはビチョ濡れ、気温は2-5℃、あっというまに体温が奪われてガクブル、身の危険を感じて下山開始。
だがしかし、本当の地獄はここれからだった…
大雨と強風、一つ先のカーブすら見えない視界、回す必要もないペダル、体温が奪われるだけの下り。
足の感覚もなくなり本気で死にそうになる(((((((( ;゚Д゚)))))))
たまらず4合目にあった休憩所へ緊急退避。
月見うどんで体をあっためて売店のおばちゃんと軽くお話してストーブで体を温めるも外に出たら1分でまた死にそうになるorz
でも下るしかない。
なんだこれ、富士山は
上りより下りが地獄じゃないか!
スミマセン、日本一の山をナメてましたヽ('・ω・`)ノ
晴れてればもう少しマシなんでしょうけどね、雨に濡れた体ではもう死にそうでした。
二合目まで戻ると気温も上がりなんとか…でも体の震えが収まりません。
でもこれから家族の待つ「ぐりんぱ」まで向かわねばなりません、富士急ハイランドまで延々と下りのみで戻りそこから山中湖方面へ向かいます。
が
体が冷えてもうどうしようもない('・ω・`)
妻に勧められてどこか日帰り温泉に逃げ込みそこで拾ってもらう事にする。
道の駅でよさげな日帰り温泉の情報をゲッツ、「
紅富士の湯」に逃げ込み温泉にドボン。
生き返りました…
迎にきてもらうまで3時間近く体を温めて山中湖前のパスタ屋で食事してから埼玉まで帰りました。
富士山が寒いのはわかっていたのですが厚着していっても雨に濡れたらやっぱダメですね、雨の富士山は二度と登らないぞ!ヽ(´Д`;)ノ
天気は残念でしたが上りは満足、楽しかったです。
今年参加される方、頑張ってください(*ゝω・)ノ
私も鍛えて来年から参加できるように頑張ります。
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